基本コース

「鍼（はり）」は太さ0.20mm、長さ40mm程度の物を使用し、ツボに対して1～2cmほど刺入することで起こる身体の反応を利用して症状改善を見込む治療法になります。個人差はありますが鍼を刺した時の痛みは基本的には痛みは伴わないもしくは、少しの感触を感じる程度になります。鍼がツボを捉えると重く響くような独特の感覚（ひびき）もあったりしますが、ひびきが苦手な方には響かないように施術いたしますのでご安心ください。

「灸（きゅう）」は「よもぎの葉」から作られた「もぐさ」を米粒くらいの大きさにして、それに点火して熱を与えることで起こる身体の反応を利用して症状改善を見込む治療法になります。
お灸に関してはあまり馴染みがなく、古い、熱くてやけどをする、怖いといったイメージを持つかもしれませんが、それは昔の話になります。お灸は2000年以上の歴史のあるものですが、その中で進化を遂げて、今では効果的で安全なお灸として利用されています。熱さに関しても温かい～ほんの少しだけ熱いレベルまで調節が可能で、安全にお灸をすることが可能となっております。お灸の熱はじんわり温かく気持ちが良く、患者さんからも「お灸すごくいいね！」「お灸のこの温かさが効いてるって感じがする」などの声も聞こえてくるほどですので、是非ご体感ください。

筋肉がひどく凝り固まって症状が出ている方には、刺入した鍼に電極を繋いで超微弱電流を流すこと（鍼通電）によって凝り固まった筋肉を動かして筋肉を緩めます。また、鍼通電を行うと筋肉が直接マッサージされるような感覚があって気持ちが良いです。